けんなんマルシェ

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特集 SPECIAL vol.10

豆が辻 大野愼二さん

造り手の想いが伝わる
こだわりの大豆を使用

開業3年目、新進気鋭のとうふ屋が津久見にある。店内は明るく、清潔感があり、テーブル席や、カウンター席があり、ちょっとしたカフェのようだ。店内に飾られた可愛らしい雑貨たちは奥さんの趣味だそう。
冷蔵庫にはこだわりの佐賀産のフクユタカという品種の大豆を使ったとうふや、生ゆば、厚揚げが綺麗に並んでいた。
店主の大野愼二さんはずっと米屋を営んでいたが、3年程前、津久見に唯一残っていたとうふ屋が無くなり、
「津久見市にとうふ屋が一軒もない、これでいいんかな、、、」
という想いに掻き立てられ、以前から教わっていたとうふ造りに本格的に取り組んだ。

そしてついに、平成24年8月、「とうふ工房 豆が辻」をオープンした。
「スーパーで売っているとうふに比べたら高いと思うかも知れんけど、とうふ専門店の看板を背負っている以上、価格よりも自分が納得した商品を販売したいし、残りの人生、妥協しながら商売はしたくはない。」と大野さんは語る。“とうふ屋”というプライドと根性がひしひしと伝わってきた。「世の中のニーズに合わせるのは、性格的に無理だなぁ。」と朗らかに話してくれたが、やはり自分の信念を曲げないからこそ“職人”なのだ。

それでも造る時に緊張する瞬間があるという。にがりの量と、うつタイミングだ。その日の温度や湿度、豆乳の濃度によって毎日変化するからだ。今でも毎日記録を付け、その日の状態に合わせて調節する。なんとも気を使う作業だ。しかし、この調節が上手くいかなければもちろん良いとうふは出来ない。「何十年もとうふ屋をしている人みたいに熟練の技が体に染みついているわけじゃないから、今はまだ体に覚え込ませる修行の途中。」と勉強熱心な大野さん。一人でも多くの人においしいとうふを食べてもらいたいと、地域に根ざしたお店づくりを心掛けている。

今では、津久見高校の商業科の生徒達とコラボレーションして生み出した「おからのおかし」も製造している。中身は「きらず揚げ」というお菓子で、「きらず」はおからの事を指し、包丁で切らなくても良いということから「切らず」が転じて「きらず」と呼ばれるようになったという。子どもに硬いお菓子を食べさせたいという方にはぴったりで、「ポリッカリッ」とした食感が楽しい。噛めば噛むほどおからの旨みが出てきて、食べだしたら止まらなくなる。素朴な美味しさだ。硬いお菓子を食べることが少なくなってきた時代だからこそ、子どもたちに是非食べて貰いたいものだ。
柔らかな可愛らしいパッケージは商業科の生徒が協力してデザインしており、高校生のお店、「つくみ蔵」(第一文具店内)で販売されている。
全てが手作りの為、大量生産ではないが、その一袋には、大野さんの情熱と、商業科の生徒の想いが詰まっている。

Data / Profile

とうふ工房
豆が辻

大野愼二さん

大分県津久見市上宮本町25-6
TEL 0972-83-5621

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